体重を1ヵ月で3キロ減らせるちょっとした工夫

ダイエットは時間とやる気の運動

一方の運動では有酸素運動でのダイエットが効果的です。これは、ウォーキング、ジョギング、水泳・サイクリングなど、最低でも20分以上は続ける運動です。目的はズバリ消費するカロリーを増やすことです。（ただし、基礎代謝の向上にはつながりません）

何しろ体力と時間さえあれば、効果はいくらでも期待できます。頑張れば1日2000キロカロリー消費することも不可能ではありません。全身の筋肉は適度に負荷をかけて動かされるので、体重だけではなく、プロポーションもスリムで引き締まってきます。

そして好きな食べ物をそんなに厳しく我慢しなくてもいいのです。その代り、短期間で効果を確実に得ようとするなら、1回に最低1時間以上はかけなければなりません。そうなると時間がとれるかどうかがポイントにもなってきます。

また、多少高カロリーのものを食べても、運動しているから大丈夫だと思って結局摂取カロリーが多くなってしまうという失敗もあります。また、女性にとっては、日中に走るのは紫外線が気になるし、夜も不審者が不安、というような難点もあります。

同じ運動でも筋トレでダイエットするという方法もあります。筋トレをして筋肉量を増やせば、基礎代謝量も増えます。有酸素運動ではこれはできません。つまり、脂肪の燃えやすい、痩せやすい体質を作るのが狙いとなります。

長所は何と言っても比較的短時間の終わることで、15分程度でもいいのです。有酸素運動は消費カロリーが多いので空腹感も大きくなるのですが、こちらはそうでもありません。食事ダイエットと同時並行するのも可能です。

ただし、運動時間は短くても、内容が高密度なので結構大変です。そして何より、ダイエットという面からみると効果がすぐには出てこない点が難点となるでしょう。